エンジンからガラガラ音がする
エンジンから音がする場合はひとつずつ部品交換や点検をする必要があります。というのもエンジンは複数の部品からできており、ラジエーターや燃料系、吸入系などがエンジンに接続されています。
そのため、エンジンだけが故障したとは限らないのです。また。エンジンの外部なのか内部なのかで修理にかかる費用も大幅に変わります。
目視でわかる故障であれば、オイル漏れや点火系(プラグ)の消耗など修理しやすく費用もそこまでかからないでしょう。
しかし、内部の故障であれば目視ではわかりにくく音で判断する必要があります。例えばガラガラとかカラカラと音がしだしたらタイミングベルト(タイミングチェーン)が伸びて異音が鳴り出します。
タイミングベルト(タイミングチェーン)の交換であれば一緒にテンショナーやウォーターポンプの交換も必要となるため、10万円ほどかかります。
アクセルを踏むとボトボトする
点火系であればアイドリングが不安定となりアクセルを踏んでもボトボト音がします。走行時もいつ止まるかわからないくらい不安定さと不安を感じます。
これは、プラグやイグニッションコイルの消耗がひどく交換時期となります。
しかし、その状態で修理をせずに誤魔化しながら使用している場合は他の部品にも影響が出てスロットルボディなどの分解や清掃が必要となる場合もあります。
スロットルボディはエアクリーナーから空気を吸入しますが、エンジンに行きつくまで複数のセンサーが装着されておりセンサーの故障にもつながりかねません。
エンジンのガタガタがひどい
エンジンは車体のフレームにエンジンマウントという部品で接続されています。
エンジンの重さは300kg以上あるため車の使用頻度に関わらずエンジンマウントの消耗や劣化は必ずきます。
そのエンジンマウントの交換時期は音で判断します。アイドリング時や走行時にエンジンからガタガタと音がしますが音が鳴り始めたなと思ったら徐々にその音の大きさは大きくなります。またそのスピードは速く早急に交換をしないと最悪エンジンが落下する恐れがあるのです。
対処法
これらのように、エンジンだけでもいくつも故障個所が考えられます。
初期症状であれば、交換部品も少なく、費用も抑えることができるでしょう。
しかし、イメージだけで『修理代が高くつきそう』『車検のときに修理しよう』など先延ばしにすればするほど取り返しがつかない事態になる可能性が高くなります。
エンジンの載せ替えやオーバーホールなどの修理をするとなれば30万~50万かかってもおかしくないのです。
修理見積りが高く予算オーバーであれば、買取査定との比較をするのもいいでしょう。
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